2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

●方法俳句047・幻聴02・松瀬青々

●方法俳句047・幻聴02・松瀬青々 ○「日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり」(松瀬青々01) 季語(日盛り・夏) 夏の日盛りのなかを蝶が数匹まつわり飛んでいます。たがいに触れあう音が聞こえるようです。「幻聴」は沈没した戦艦からの打電を聞いたという→川崎展宏…

●方法俳句047・幻聴02・松瀬青々

●方法俳句047・幻聴02・松瀬青々 ○「日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり」(松瀬青々01) 季語(日盛り・夏) 夏の日盛りのなかを蝶が数匹まつわり飛んでいます。たがいに触れあう音が聞こえるようです。「幻聴」は沈没した戦艦からの打電を聞いたという→川崎展宏…

●色彩俳句047・青02・大串章

○色彩俳句047・青02・大串章 ○「青あらし神童のその後を知らず」(『山童記』1984)(大串章01) ○季語(青あらし・三夏) 【鑑賞】:かつて神童といわれ注目された人の、その後のことはあまり噂にのぼらなくなりました。「青嵐」とは青々とした木々の葉や草を…

●色彩俳句047・青02・大串章

○色彩俳句047・青02・大串章 ○「青あらし神童のその後を知らず」(『山童記』1984)(大串章01) ○季語(青あらし・三夏) 【鑑賞】:かつて神童といわれ注目された人の、その後のことはあまり噂にのぼらなくなりました。「青嵐」とは青々とした木々の葉や草を…

●五体俳句047・口02・磯貝碧蹄館

○五体俳句047・口02・磯貝碧蹄館 ○「くちの周りがさびしや嵯峨の氷水」(磯貝碧蹄館01) ○季語(氷水・夏) 【鑑賞】:京都の嵯峨野でかき氷を食べています。「くち」は「口」と表現が違いますが、今回は「口」の第2弾として扱いました。 ○磯貝碧蹄館(いそ…

●五体俳句047・口02・磯貝碧蹄館

○五体俳句047・口02・磯貝碧蹄館 ○「くちの周りがさびしや嵯峨の氷水」(磯貝碧蹄館01) ○季語(氷水・夏) 【鑑賞】:京都の嵯峨野でかき氷を食べています。「くち」は「口」と表現が違いますが、今回は「口」の第2弾として扱いました。 ○磯貝碧蹄館(いそ…

●五感俳句047・質感=重07・角川源義

●五感俳句047・質感=重07・角川源義 ○「西日中死の量感の上衣提げ」(角川源義01) ○季語(西日・晩夏) 【鑑賞】:仕事帰りの倦怠感。西日の中を背広の上着を腕に提げて家路を歩いています。その上着はやけに重く、死の量感のようです。 ○角川源義(かどか…

●五感俳句047・質感=重07・角川源義

●五感俳句047・質感=重07・角川源義 ○「西日中死の量感の上衣提げ」(角川源義01) ○季語(西日・晩夏) 【鑑賞】:仕事帰りの倦怠感。西日の中を背広の上着を腕に提げて家路を歩いています。その上着はやけに重く、死の量感のようです。 ○角川源義(かどか…

●次元俳句047・谷(空間)01・臼田亜浪

○次元俳句047・谷(空間)01・臼田亜浪 ○「卯の花や夕べの道の谷に落つ」(臼田亜浪01) ○季語(卯の花・夏) 【鑑賞】:山道の脇に卯木の花が咲いています。下りの道が谷側へ落ち込み、夕暮れが近づいてきました。 ○臼田亜浪(うすだあろう)(1879~1951)…

●次元俳句047・谷(空間)01・臼田亜浪

○次元俳句047・谷(空間)01・臼田亜浪 ○「卯の花や夕べの道の谷に落つ」(臼田亜浪01) ○季語(卯の花・夏) 【鑑賞】:山道の脇に卯木の花が咲いています。下りの道が谷側へ落ち込み、夕暮れが近づいてきました。 ○臼田亜浪(うすだあろう)(1879~1951)…

●三色絵046・蒼々と・透次

●三色絵046・蒼々と・透次 ○「蒼々と水衰へて河鹿鳴く」(→透次049) 季語(河鹿・夏) →三色絵フォトチャンネルへ 田んぼから河鹿蛙の鳴き声が聞こえてきます。鳴き声が高まれば高まるほど、田の水が衰えていくようです。

●三色絵046・蒼々と・透次

●三色絵046・蒼々と・透次 ○「蒼々と水衰へて河鹿鳴く」(→透次049) 季語(河鹿・夏) →三色絵フォトチャンネルへ 田んぼから河鹿蛙の鳴き声が聞こえてきます。鳴き声が高まれば高まるほど、田の水が衰えていくようです。

●技法俳句046・比喩(直喩)=ごとく07・稲畑汀子

○技法俳句046・比喩(直喩)=ごとく07・稲畑汀子 ○「夏潮に道ある如く出漁す」(『汀子句集』1976)(稲畑汀子01) ○季語(夏潮) 【鑑賞】:夏の海の上に出漁の船の進むべき道があるようです。漁師は毎日のコースを迷いなく沖へ沖へと船を進めます。 ○稲畑汀…

●技法俳句046・比喩(直喩)=ごとく07・稲畑汀子

○技法俳句046・比喩(直喩)=ごとく07・稲畑汀子 ○「夏潮に道ある如く出漁す」(『汀子句集』1976)(稲畑汀子01) ○季語(夏潮) 【鑑賞】:夏の海の上に出漁の船の進むべき道があるようです。漁師は毎日のコースを迷いなく沖へ沖へと船を進めます。 ○稲畑汀…

●方法俳句046・幽体離脱06・中原道夫

●方法俳句046・幽体離脱06・中原道夫 ○「飛込の途中たましひ遅れけり」(中原道夫01) ○季語(飛込・晩夏) 【鑑賞】:敢然と身体は飛び込みをしましたが、精神がやや気後れをしてしまいました。飛び込みの身体から魂が離脱したようです。コンマ数秒ほど。 ○…

●方法俳句046・幽体離脱06・中原道夫

●方法俳句046・幽体離脱06・中原道夫 ○「飛込の途中たましひ遅れけり」(中原道夫01) ○季語(飛込・晩夏) 【鑑賞】:敢然と身体は飛び込みをしましたが、精神がやや気後れをしてしまいました。飛び込みの身体から魂が離脱したようです。コンマ数秒ほど。 ○…

●色彩俳句046・心象色04・有馬朗人

●色彩俳句046・心象色04・有馬朗人 ○「紫陽花を買ふ夕暮の河の色」(有馬朗人01) ○季語(紫陽花・夏) 【鑑賞】:紫陽花を花屋で買いました。夕暮れの頃の河の水面の色をした紫陽花です。 ○有馬朗人(ありまあきと)(1938~2020) ○好きな一句「光堂より一…

●色彩俳句046・心象色04・有馬朗人

●色彩俳句046・心象色04・有馬朗人 ○「紫陽花を買ふ夕暮の河の色」(有馬朗人01) ○季語(紫陽花・夏) 【鑑賞】:紫陽花を花屋で買いました。夕暮れの頃の河の水面の色をした紫陽花です。 ○有馬朗人(ありまあきと)(1938~2020) ○好きな一句「光堂より一…

●五体俳句046・胸03・大野林火

●五体俳句046・胸03・大野林火 ○「ねむりても旅の花火の胸にひらく」(大野林火01) 季語(花火・初秋) 旅先での宿。先ほどこの地方の花火を観てきたばかりで、なかなか眠られません。花火の残像が何度も胸に開きます。 ○大野林火(おおのりんか)(1904~1…

●五体俳句046・胸03・大野林火

●五体俳句046・胸03・大野林火 ○「ねむりても旅の花火の胸にひらく」(大野林火01) 季語(花火・初秋) 旅先での宿。先ほどこの地方の花火を観てきたばかりで、なかなか眠られません。花火の残像が何度も胸に開きます。 ○大野林火(おおのりんか)(1904~1…

●五感俳句046・冷感04・京極杞陽

●五感俳句046・冷感04・京極杞陽 ○「麦茶よく冷えたる農事試験場」(京極杞陽01) 季語(麦茶・夏) 農事試験場で冷えた麦茶を飲んでいます。「冷感」を広くとって、触った冷たさと、見た目の冷たさ、等含めていきます。 ○京極杞陽(きょうごくきよう)(190…

●五感俳句046・冷感04・京極杞陽

●五感俳句046・冷感04・京極杞陽 ○「麦茶よく冷えたる農事試験場」(京極杞陽01) 季語(麦茶・夏) 農事試験場で冷えた麦茶を飲んでいます。「冷感」を広くとって、触った冷たさと、見た目の冷たさ、等含めていきます。 ○京極杞陽(きょうごくきよう)(190…

●次元俳句046・たちまち(時間)01・黒田杏子

○次元俳句046・たちまち(時間)01・黒田杏子 ○「螢とぶたちまちくらき袖袂」(黒田杏子01) ○季語(螢・夏) 【鑑賞】:点滅しながら蛍が飛んでいます。その様子に夢中になっていて、夜の闇がたちまちに袖袂を暗くしていたことに気づきませんでした。 ○黒田…

●次元俳句046・たちまち(時間)01・黒田杏子

○次元俳句046・たちまち(時間)01・黒田杏子 ○「螢とぶたちまちくらき袖袂」(黒田杏子01) ○季語(螢・夏) 【鑑賞】:点滅しながら蛍が飛んでいます。その様子に夢中になっていて、夜の闇がたちまちに袖袂を暗くしていたことに気づきませんでした。 ○黒田…

●三色絵045・眼光ひとつ・透次

●三色絵045・眼光ひとつ・透次 ○「眼光ひとつ六月の鍵穴に」(→透次048) 季語(六月・夏) →三色絵フォトチャンネルへ 鍵穴から誰かが外を覗いています。六月の光りとして、眼光が一つ見えます。

●三色絵045・眼光ひとつ・透次

●三色絵045・眼光ひとつ・透次 ○「眼光ひとつ六月の鍵穴に」(→透次048) 季語(六月・夏) →三色絵フォトチャンネルへ 鍵穴から誰かが外を覗いています。六月の光りとして、眼光が一つ見えます。

●技法俳句045・オノマトペ05・鍵和田秞子

○技法俳句045・オノマトペ05・鍵和田秞子 ○「芍薬のゆさゆさと夜が生きてをり」(鍵和田秞子01) ○季語(芍薬・初夏) 【鑑賞】:芍薬の花が揺れています。生きている夜がゆさゆさと花を揺らしているのです。 ○鍵和田秞子(かぎわだゆうこ)(1932~2020) ○…

●技法俳句045・オノマトペ05・鍵和田秞子

○技法俳句045・オノマトペ05・鍵和田秞子 ○「芍薬のゆさゆさと夜が生きてをり」(鍵和田秞子01) ○季語(芍薬・初夏) 【鑑賞】:芍薬の花が揺れています。生きている夜がゆさゆさと花を揺らしているのです。 ○鍵和田秞子(かぎわだゆうこ)(1932~2020) ○…

●方法俳句045・不明04・宇多喜代子

●方法俳句045・不明04・宇多喜代子 ○「日盛りを長方形の箱がくる」(宇多喜代子01) ○季語(日盛り・夏) 【鑑賞】:ぎらぎらと太陽が照りつける夏の日盛りの中、「長方形の箱」が来ました。具体的に何かはわかりませんが、おそらくは「バス」か「電車」あた…

●方法俳句045・不明04・宇多喜代子

●方法俳句045・不明04・宇多喜代子 ○「日盛りを長方形の箱がくる」(宇多喜代子01) ○季語(日盛り・夏) 【鑑賞】:ぎらぎらと太陽が照りつける夏の日盛りの中、「長方形の箱」が来ました。具体的に何かはわかりませんが、おそらくは「バス」か「電車」あた…