2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
●五感俳句028・嗅覚05・金尾梅の門 ○「しんしんと雪匂ふ日の盛りかな」(→金尾梅の門03) 季語(雪・冬) 時間は正午近くになっています。しんしんと降っている雪に匂いがあります。 金尾梅の門は富山市の出身です。富山だけではなく平成22年~23年の冬は豪…
●五感俳句028・嗅覚05・金尾梅の門 ○「しんしんと雪匂ふ日の盛りかな」(→金尾梅の門03) 季語(雪・冬) 時間は正午近くになっています。しんしんと降っている雪に匂いがあります。 金尾梅の門は富山市の出身です。富山だけではなく平成22年~23年の冬は豪…
●次元俳句028・反復(時間)01・桂信子 「冬の暮板の間を踏むいくたびも」(→桂信子03) 季語(冬の暮・冬) 日もしだいに伸びてきましたが、まだまだ暮れがはやい冬の夕べです。板の間を何度も踏みながら仕事をしています。その度に板の間がギイギイと鳴り…
●次元俳句028・反復(時間)01・桂信子 「冬の暮板の間を踏むいくたびも」(→桂信子03) 季語(冬の暮・冬) 日もしだいに伸びてきましたが、まだまだ暮れがはやい冬の夕べです。板の間を何度も踏みながら仕事をしています。その度に板の間がギイギイと鳴り…
●三色絵027・ポストまで・透次 ○「ポストまで雪の足跡蛇行して」(→透次028) 季語(無季) →三色絵フォトチャンネルへ 人は便りをしたためて何度も郵便ポストへと歩きます。雪道は蛇行した足跡で踏み固められて人間のけもの道ができます。
●三色絵027・ポストまで・透次 ○「ポストまで雪の足跡蛇行して」(→透次028) 季語(無季) →三色絵フォトチャンネルへ 人は便りをしたためて何度も郵便ポストへと歩きます。雪道は蛇行した足跡で踏み固められて人間のけもの道ができます。
●技法俳句027・仏教用語01・川端茅舎 ○「酒買ひに韋駄天走り時雨沙弥」(→川端茅舎04) 季語(時雨・冬) 川端茅舎は仏教用語を使って求道的な独特の句を多く作りました。「茅舎浄土」ともいわれています。「韋駄天」とは「よく走る神」のことであり、「沙弥…
●技法俳句027・仏教用語01・川端茅舎 ○「酒買ひに韋駄天走り時雨沙弥」(→川端茅舎04) 季語(時雨・冬) 川端茅舎は仏教用語を使って求道的な独特の句を多く作りました。「茅舎浄土」ともいわれています。「韋駄天」とは「よく走る神」のことであり、「沙弥…
●方法俳句027・根源行動02=水を飲む・西東三鬼 ○「水飲みて激しき雪へ出で去れり」(→西東三鬼04) 季語(雪・冬) 「根源行動」とは「飯を食う」ことと「水を飲む」ことなどが挙げられます。「飯を食う」は→08/20/10で挙げました。今回は「水を飲む」です。…
●方法俳句027・根源行動02=水を飲む・西東三鬼 ○「水飲みて激しき雪へ出で去れり」(→西東三鬼04) 季語(雪・冬) 「根源行動」とは「飯を食う」ことと「水を飲む」ことなどが挙げられます。「飯を食う」は→08/20/10で挙げました。今回は「水を飲む」です。…
●色彩俳句027・黄04・横山房子 ○「冬菊の黄色ばかりが絡みあふ」(横山房子01) 季語(冬菊・冬) 菊にはいろいろな色があると思いますが、たしかに黄色だけが冬菊として強く印象に残ります。その黄色どうしが絡みあっているのです。 ○横山房子(よこやまふ…
●色彩俳句027・黄04・横山房子 ○「冬菊の黄色ばかりが絡みあふ」(横山房子01) 季語(冬菊・冬) 菊にはいろいろな色があると思いますが、たしかに黄色だけが冬菊として強く印象に残ります。その黄色どうしが絡みあっているのです。 ○横山房子(よこやまふ…
●五体俳句027・手01・林田紀音夫 ○「箸を割る多数の中のおくれた手」(→林田紀音夫04) 季語(無季) 「五体」の中の「手」。なんと意外にも初登場です。団体客が一斉に割り箸を割るシーン。そのなかの一人が一寸遅れて箸を割りました。多数の中の少数、とい…
●五体俳句027・手01・林田紀音夫 ○「箸を割る多数の中のおくれた手」(→林田紀音夫04) 季語(無季) 「五体」の中の「手」。なんと意外にも初登場です。団体客が一斉に割り箸を割るシーン。そのなかの一人が一寸遅れて箸を割りました。多数の中の少数、とい…
●五感俳句027・質感=重04・佐藤鬼房 ○「誕生日靴の重たさだけがある」(→佐藤鬼房03) 季語(無季) 今日は誕生日です。しかし、どこにも出かけたくはありません。誰とも会いたくはありません。玄関の自分の靴ほどに心も重いのです。
●五感俳句027・質感=重04・佐藤鬼房 ○「誕生日靴の重たさだけがある」(→佐藤鬼房03) 季語(無季) 今日は誕生日です。しかし、どこにも出かけたくはありません。誰とも会いたくはありません。玄関の自分の靴ほどに心も重いのです。
●次元俳句027・夢(超次元)04・攝津幸彦 ○「生き急ぐ馬のどのゆめも馬」(→攝津幸彦03) 季語(無季) 生き急いでいる馬。その馬がみる夢はすべて馬の夢です。そこには馬世界があります。馬の輪廻、馬のパラレルワールドを感じさせる素敵な句です。
●次元俳句027・夢(超次元)04・攝津幸彦 ○「生き急ぐ馬のどのゆめも馬」(→攝津幸彦03) 季語(無季) 生き急いでいる馬。その馬がみる夢はすべて馬の夢です。そこには馬世界があります。馬の輪廻、馬のパラレルワールドを感じさせる素敵な句です。
●三色絵026・漆黒の・透次 ○「漆黒の受話器に雪の重さあり」(→透次27) 季語(雪・冬) →三色絵フォトチャンネルへ 今は懐かしい黒電話機。アンティークとして残っている物もありますが。この電話機は黒く光ってずっしりとした重さを持っていました。この電…
●三色絵026・漆黒の・透次 ○「漆黒の受話器に雪の重さあり」(→透次27) 季語(雪・冬) →三色絵フォトチャンネルへ 今は懐かしい黒電話機。アンティークとして残っている物もありますが。この電話機は黒く光ってずっしりとした重さを持っていました。この電…
●技法俳句026・擬人02・服部嵐雪 ○「蒲団着て寝たる姿や東山」(服部嵐雪01) 季語(蒲団・冬) 擬人の第2弾。擬人法は俳句の常套手段であるため、ここでは典型的な擬人法を用いた句に限りたいとおもいます。京都東山を蒲団を着て寝ている人の姿になぞらえま…
●技法俳句026・擬人02・服部嵐雪 ○「蒲団着て寝たる姿や東山」(服部嵐雪01) 季語(蒲団・冬) 擬人の第2弾。擬人法は俳句の常套手段であるため、ここでは典型的な擬人法を用いた句に限りたいとおもいます。京都東山を蒲団を着て寝ている人の姿になぞらえま…
●方法俳句026・抽象の物質化01・堀葦男 ○「ぶつかる黒を押し分け押し来るあらゆる黒」(堀葦男01) 季語(無季) 「物質化」第4弾。色彩を物質化しています。黒という色彩がぶつかってきます。さらにそのぶつかってくる黒を押し分けて来るのも黒という色彩で…
●方法俳句026・抽象の物質化01・堀葦男 ○「ぶつかる黒を押し分け押し来るあらゆる黒」(堀葦男01) 季語(無季) 「物質化」第4弾。色彩を物質化しています。黒という色彩がぶつかってきます。さらにそのぶつかってくる黒を押し分けて来るのも黒という色彩で…
●色彩俳句026・瑠璃色03・野見山朱鳥 ○「霜鏡全天瑠璃をなせりけり」(→野見山朱鳥03) 季語(霜鏡・冬) この情景は霜柱ではなく霜の張った氷の鏡でしょうか。その鏡に全天の瑠璃色の空が投影されています。
●色彩俳句026・瑠璃色03・野見山朱鳥 ○「霜鏡全天瑠璃をなせりけり」(→野見山朱鳥03) 季語(霜鏡・冬) この情景は霜柱ではなく霜の張った氷の鏡でしょうか。その鏡に全天の瑠璃色の空が投影されています。
○五体俳句026・背02・金尾梅の門 ○「魚眠るふる雪のかげ背にかさね」(金尾梅の門03) ○季語(雪・晩冬) 【鑑賞】:池の魚は微動だにしません。こんこんと降る雪を魚の背の上の水面に重ねています。雪はただ背の上で無言で解けるだけです。 ○金尾梅の門(か…
○五体俳句026・背02・金尾梅の門 ○「魚眠るふる雪のかげ背にかさね」(金尾梅の門03) ○季語(雪・晩冬) 【鑑賞】:池の魚は微動だにしません。こんこんと降る雪を魚の背の上の水面に重ねています。雪はただ背の上で無言で解けるだけです。 ○金尾梅の門(か…
●五感俳句026・嗅覚04・夏目成美 ○「魚くふて口なまぐさし昼の雪」(→夏目成美03) 季語(昼の雪・冬) 焼き魚か煮魚か、昼の食事に魚を食べました。口の中が魚の生臭さでいっぱいです。嗅覚というよりも味覚に近いでしょうか。
●五感俳句026・嗅覚04・夏目成美 ○「魚くふて口なまぐさし昼の雪」(→夏目成美03) 季語(昼の雪・冬) 焼き魚か煮魚か、昼の食事に魚を食べました。口の中が魚の生臭さでいっぱいです。嗅覚というよりも味覚に近いでしょうか。